東京ぬけ道ガール

東京ぬけ道ガール by LIFE GOES ON 作詞: 森雪之丞, 作曲: 岡田徹 鶴来正基

嵐のバーゲンまで 道は渋滞8Km
君は「ぬけ道!」と叫んだ
カーブが切れずに 路地のゴミ箱を倒す
僕は 冷や汗のドライバー

手に入る夢しか 夢じゃない
女ってヤツは 永遠に男の謎さ
君は合理的
東京ぬけ道ガール

青空見上げて もっとのんびり行こうよ
なんて 言ったなら大変
スカート買えなきゃ 地球が終わるみたいに
君は 一刻を争う

つかめない夢ほど 夢中になる
男ってヤツに イライラとするんだろうな
君はせっかちな
東京ぬけ道ガール

人生の迷路で 愛しあう
女と男 近道はないはずなのに
君は強引な
東京ぬけ道ガール

女ってヤツは 永遠に男の謎さ
君は愛すべき
東京ぬけ道ガール
東京ぬけ道ガール

「東京ぬけ道ガール」は1995年発売のLIFE GOES ONのアルバム『GOOD PAPA, BAD PAPA』に収録されている他、同アルバムの先行シングルとしても発売されている。先行シングルなんてワードも最近は聞かなくなりましたが、こんなマニアックなアルバムに対して先行シングル発売という戦略は当時としても奇妙ではある。
LIFE GOES ONはMOONRIDERSのキーボード担当岡田徹氏の主催していた音楽ユニットで、コンセプトは「アコーディオンでテクノポック」というものだった。LIFE GOES ONのメンバーは、岡田徹(Vocal, Keyboard)、鶴来正基(Accordion)、あらきなおみ(Bass)、棚谷祐一(Accordion)、丸尾めぐみ(Accordion)、上野洋子(Accordion)、徳武弘文(Electric Guitar, Bass)、森一起(Harmonica, Ukulele)、吉田孝(Acoustic Guitar, Ukulele)となっており、アコーディオン担当が計4名となっている。
アルバム『GOOD PAPA, BAD PAPA』のタイトルは、アルバムに収録されている楽曲「いいパパ、いいママ、悪いパパ ポルカ」(作詞は鈴木慶一)から採っているらしい。
この曲からインスパイアされた同名の「東京ぬけ道ガール」というドラマが2002年に日本テレビ系で制作されているらしい。