屋根の上の猫

屋根の上の猫 by PANTA 作詞&作曲: 中村治雄(PANTA)

光の壁をすりぬけて 俺はきみになる
時のすきまを横切って きみは俺になる
昇りつめた想いの鍵を
きみの足首にひっかけようと
俺はいつか なぜか きっと猫になる
そして そのまま Ah また屋根の上

煙の街を見おろして 俺はきみになる
孤独な壁をつきぬけて きみは俺になる
待ちわびてたひとりの声を
きみにそのままうつしかえたら
きみはいつか なぜか きっと猫になる
そして そのまま Ah また屋根の上

瓦に頬をすりよせて 俺はきみになる
身体カラダに愛をつきさして きみは俺になる
さらけ出した昨日の顔を
きみになんとか見てもらえたら
俺はいつか なぜか きっと猫になる
そして そのまま Ah また屋根の上

『屋根の上の猫』はPANTA氏のソロアルバム「PANTAX' S WORLD」に収録されている。この曲に限らず、「PANTAX' S WORLD」の収録曲の歌詞はシュールであるが、特にこの曲はシュールさが極まっている。この曲を熱唱する姿を見て、「このシュールな歌詞のどこに感情が込められる要素があるのか?」と困惑した。